歯並び矯正とミニ・インプラント矯正
歯並び矯正を手術で行う時、近年では、その治療方針を、矯正歯科医の経験だけに頼るのではなく、コンピューター上で、様々なシュミレーションを行うことで、より、細やかな治療方針、または、その変更を速やかに決定することが出来るようになりました。
外科手術による歯並び矯正とは少し違うのですが、矯正治療の際、その固定源を人工的に口腔内に作り、これまでは治療困難と見られていた症例に対して、効果を発揮している「ミニ・インプラント矯正」というものがあります。
そもそも、歯並び矯正の際の歯の移動に、一定の矯正力が必要なのは、言うまでもありませんが、その力を生み出す為には、それを支える固定源がなくてはいけません。歯並び矯正では、この矯正力を生み出す固定源の歯と被移動歯とは、矯正歯科医の工夫と経験、また、そのための装置によって、上手い具合に区別されるものなのですが、その症例における歯の場所、歯の牽引方法などの状況から考えて、どうしても固定源の歯を確保できない状況も起こりえます。
こういった、状況下で威力を発揮するのが「ミニ・インプラント矯正」です。どういった方法で固定源を確保するのかというと、骨との親和性の高い、小さな特殊金属性のネジを顎骨に直接ねじ込むといった、方法でそれを可能にします。
「ネジを顎骨に直接・・・」と聞くと、少し怖いと思う方もいるかもしれませんが、これも一種の外科的手法と考えれば、それほど怖いことはないでしょう。こういった、技法は近年、矯正歯学の分野で急速に発展してきています。矯正治療のバリエーシャンが増えることで、これまでは難しかった症例にも、治療の可能が生まれる、といったことも増えてきています。
インプラント技術の応用? ≫≫
