歯列矯正、治療後の理想が高すぎるのも・・・

審美的要求の高さ-歯列矯正タイトル

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歯並び矯正と審美的要求

大人の歯並び矯正は、患者さんが熱心である点、治療には大きなメリットになります。ただ、子供さんの患者さんに比べ、既に、差し歯や抜歯の経験をしていらっしゃるケースも大人の患者さんには多く、その点は治療に少ないからず、影響を及ぼすこともあります。

大人の患者さんが歯並び矯正を受ける時、実はもうひとつの問題点があります。それは先述した「治療への熱心さ」とも繋がってくる話なのです。

大人の患者さんの歯並びコンプレックスからの開放欲求、自身の歯並びに対しての審美的要求の高さは子供さんとは比べようもない程、高いものです。歯並び矯正によって、「以前より、見た目の印象がだいぶ良くなった」くらいでは、まったく、納得いかないと感じる患者さんも多くいるのが現実です。日常の金銭的、時間的負担を省みず、歯並び矯正を受ける患者さんは、自身の歯並びが、自他ともに認める、審美的な「美しさ」を手に入れることを望んでいるのでしょう。

しかし、歯科矯正学的な技術にも限界がありますし、治療によって、いかなるケースであっても審美的に完璧な歯並びが実現できるとは、いいきれません。

審美という意味で「綺麗になりたい」という欲求が、治療に対しての「情熱」や「協力」を強固なものにするのですから、その患者さんが、どれくらい、歯並びへのコンプレックスを持っているかは「押して知るべし」でしょう。

治療後に手に入れられるだろう「理想の歯並び」と治療への「積極性」は”諸刃の剣”と言えるのかもしれません。

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