歯並び矯正、下顎骨が大きくなっても歯列スペースは…

歯槽突起部の成長-歯列矯正タイトル

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歯並び矯正と歯槽突起部の成長

下顎前突が起きる仕組みとして、下顎骨の骨体部は身長が成長する時に欠かせない骨管骨と同じような成長パターンを持っている点がポイントです。その為、最近の身長の高い若者達は比較的、下顎前突しやすい要素を孕んでいるといえます。

上顎骨は下顎骨とは違い長管骨とはリンクしない成長パターンを持っていて、その成長方向も違うのですが、実は、下顎骨の中でも骨本体の「骨体部」と歯の生える「歯槽突起部」では別の成長パターンを有しています。

下顎前突に歯並び矯正を施す時、それを難しくしているのが、この問題なのです。

下顎骨の「骨体部」は身長と同じ成長パターンで、身長が伸びると、それに連動して大きく成長する性質があります。これが下顎前突に繋がるのですが、この時、「歯槽突起部」、及び骨体部へと移行する「基底骨」は、必ずしも相対成長論的な関連性を有さないのです。つまり、「骨体部」は大きくなりますが、それに比例するようには、歯の生える「歯槽突起部」は成長しないという事なのです。

下顎の歯並びが悪く下顎前突の兆候がある時、下顎が大きくなるに伴って「歯槽突起部」も成長、歯列に余裕が出来て、歯並びの悪さが自然治癒する・・・「骨体部」が大きくなっても「歯槽突起部」は同じようには成長しない、という事実は、こういった自然治癒の流れが起きないことを意味するのです。

下顎前歯などの歯並びが悪い時、小学生も中学年くらいになると「歯槽突起部」は大きくはならなくなってきますから、自然治癒は期待出来なくなると考えてもらってかまいません。その歯並びが気になるようなら矯正歯科での治療が必要になるでしょう。

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