歯並び矯正と下顎前突の遺伝性
子供の歯並びの代表的な治療対象のひとつに下顎矯正がありますが、この治療については乳歯列の方が治療は容易く、そうでない場合は、日常生活で少し不便な事もありますが、チン・キャップなどの矯正装置で歯並びを整えていきます。
下顎前突は、上下前歯の不正咬合によってもおこりますが、もうひとつの要因として考えられるのが遺伝的な背景です。お父さんやお母さんに下顎前突が見受けられる場合はもちろんですが、兄弟姉妹、血縁者などに下顎前突の方がいるのなら、お子さんの成長とともに変化していく歯並びには十分注意しておい方がいいと思います。
お子さんの下顎前突が遺伝的な影響を強く受けているなら、それは骨格性の下顎前突の可能性が高くなります。その判断については、下顎に形態から判断できることもあります。
骨格性の下顎前突であるかどうかは「頭部エックス線規格写真」、通称「セファロレントゲン写真」によるセファロ分析で診断することができます。
セファロレントゲン写真は骨格の形態を規格化することで、その人のもつ顎顔面骨格形態の特徴を把握し、骨格のずれなどを見つけ、治療の参考にします。基準平面のとり方や計測項目により幾つかの分析方法があります。
下顎が大きくなるのは? ≫≫
