歯並び矯正と連続抜歯法
歯並び矯正において歯列にスペースをつくる方法として「非抜歯矯正法」と「抜歯矯正法」があるが、どちらを選択するかは「ケースバイケース」といえ、必ずしもどちらが優秀という訳ではありません、といった話しを前回はしました。
今回は「抜歯矯正法」の中でも、「連続抜歯法」について説明していきたいと思います。現在では、採用されなくなった歯並び矯正法ですが、抜歯法を理解する上で知っておいて欲しい知識といえます
この「連続抜歯法」が矯正歯科の世界に登場したのは今から40年ほど前の事です。シカゴで矯正歯科医をしていたデュール医師という人が発表し、当時、矯正歯科に関わる人たちからは、そのあまりに画期的な矯正方法ゆえ、大変な反響があったといいます。
これが、抜歯における、どのような歯並び矯正法かというと、「連続」と名づけられている通り、乳歯から永久歯へと一定の順序で連続して抜歯を行うという矯正法でした。
現代では「抜歯は極力行わない」矯正法が好まれる為、連続して抜歯する、この「連続抜歯法」は奇異に写るかもしれませんが、歯並び矯正に大変長い治療期間が必要だった、当時の矯正歯科学界に、大きな驚きをもって迎えられたのは間違いありません。
