歯並び矯正、子供の生え変わりを心配するのは・・・

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歯並び矯正と生え変わりの遅れ

歯並び矯正に関わらず、特徴的な成長パターンを示す個体に対して、「相対成長論」を用いた研究方法は、特に現代でも古生物学などで良く使われている、といった話しを前回ではしました。

では、歯並び矯正を行う場合の人間の成長変化に「相対成長論」はどのように応用され、歯列治療にどう役立っているのかを説明します。

まず、身長という要素から、その成長変化にもとづく「相対成長論」より、下顎の長さを推定することが可能です

そこから、身長増にともなう乳歯と永久歯の生え変わり時期が推定できるのです。もう少し詳しくいうと、身長が150センチに達した頃から乳犬歯、および乳臼歯と永久歯の生え変わりが始まります。

ですから、当然、同じ歳の子供同士でも身長が違えば歯の生え変わり時期は大きく異なることになります。身長の低い子供は永久歯への生え変わりが遅く、逆に高い子供は、それの時期が早く訪れるのです。

我が子の身長の低いさを仕切りに心配する親御さんも少なくありませんが、身長の低さが病理的なものに由来するケースはほとんどありません。同じように、永久歯への生え変わりが遅れても、然るべき時期に身長が伸び始めれば、それに伴って乳歯は抜け、永久歯へと生え変わるようになります。

多少の遅れで「他所の子は、とっくに生え変わりが始まっているのにウチの子は・・・」などと焦る必要はまったくありません。時間が解決してくれる問題です。

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