歯並び矯正、静観か治療かの見極め
お子さんの歯並びの異常も乳歯列であれば、歯列矯正、以前に自然治癒に任せて静観するのが基本、といった話しを前項ではしました。矯正歯科、特に小児については先進国であるアメリカでも、これを「基本」と考えている専門医が大半です。
しかし、歯並びの異常からくる不正咬合にも種類が色々とあり、その程度の具合なども考え合わせて、「静観」ではなく、「治療」を要するケースも、実はあります。
お子さんの乳歯が永久歯に生え変わる時、その始まりはどこからかご存知でしょうか。これは、前歯からと思っている人が多いですが、まず、下顎第2乳臼歯の後ろにある第1大臼歯、聞き覚えのある呼び方でいえば「6歳臼歯」になります。
その次の生え変わりが下顎中切歯です。これは下顎の前歯です。次いで上顎中切歯が生え変わります。この前歯の下→上の順番は、なぜか下からが常に優先されるようです。
この生え変わりの段階で、よく起りがちな歯並びの悪さ、不正咬合は、乳歯の頑張りといいいますか、永久歯が強引に生えてこようとする時に起ります。
上手く乳歯が抜けない? ≫≫
