歯列矯正に迷っているなら・・・

歯列矯正タイトル

最終更新日/2007.5.25

歯列矯正の現実

歯列矯正を考えている人、そうでない人に関わらず、自分の歯並びというのは中々、把握しにくい面があり、毎日、鏡は見ているものの、「歯列矯正するほど悪くはないかな」といった認識を何となく持っている人が多いようです。

歯列矯正についてこういった認識を持つ人がいる一方で、しかし、専門の矯正歯科を訪れ、歯列矯正治療を受ける人も、実は増えてきています。小児、子供さんは親御さんが将来、歯並びの悪さによって引き起こされる様々な弊害から、我が子を守りたいといった考えで専門歯科を訪れますし、成人、大人の方は歯並びの悪さで実際、生活の中での不便を感じて矯正歯科を訪れ歯列矯正治療を受けるケースが多いようです。

歯列矯正治療と審美的な欲求

歯列矯正についての専門調査ではないのですが、「口腔ケア」についての市場調査で「歯の健康」について聞かれている項目があり、そこで自分の歯について「あまり自信がない」、「自信がない」、「まったく自信がない」と答えた人は合わせて55%にも上りました。

その理由として最も多く上げられたのが「歯並びの悪さ」43%の人がそう答えたそうです。その他には「歯の隙間が目立つ」、「歯が抜けている」といった理由が上げられましたが、この事から、「自分の歯並びに関わる審美的なコンプレックス」を感じている人は潜在的に意外と多く、昨今、歯並び矯正のために専門の矯正歯科を訪れ治療する人が増加してきたのも頷けるような気がするのです。

歯列矯正の治療を受ける人が増加してきている例をもうひとつ。
別の調査で「初対面の人と会話する時、その人のどこに目がいくか?」といった設問に対して「口元」と答えた人は46%もいましたから、歯並びも、それだけ人目を引くポイントであり、「キレイな歯並びに受けるイメージ」についての設問には「笑顔が素敵」、「清潔感がある」、「健康的」といった良いイメージが圧倒的でした。自分の第一印象を大切にしたいと思うなら、審美的に見て「良い歯並び」は必要不可欠なポイントのようです。自分の歯並びに自信が持てないでいるのなら、やはり、歯列矯正の治療の為に矯正歯科を訪れて、審美的コンプレクスの解消を目指してみるのも得策なのかもしれません。

歯列矯正について興味があっても、実際に専門の矯正歯科を訪れるのは、どのような治療をされるのかも良くわからないし、正直コワい、と感じている人も多いかもしれません。そこで、歯列矯正について「ネットで調べてみよう」と考えて、今、このページを見ている方も多いと思います。ですから当HP歯列矯正naviでは、歯列矯正や、その治療法について、まったくその知識がない方にも、よく分かるよう、解説していければと考えています。

小児・子供の歯列矯正

小児、子供についての歯列矯正の重要度は、乳歯から永久歯に生え変わる期間もあることから考えても、上記で説明したような歯並びの「見た目」に与える印象といった問題よりも、より深刻に考えなくてはならない問題かもしれません。

なぜなら、歯並びが悪く、咬み合わせが上手くいかないと、その子供の身体的成長はもちろんの事、脳の働き、情緒形成、コミュニケーション能力にまで影響を与えてしまう可能性が考えられているからです。

動物実験では、食事時に良く咀嚼する個体ほど記憶力テストで良い成績を残すようですし、小児や子供で行った比較実験でも、歯並びがよく、よく咀嚼する子は、そうでない子と比較して計算能力が高いといって結果が報告されています。この事からも、脳の発達や、その学習能力に「よく咀嚼」する事が関係していることは疑いようがないようです。

「よく咀嚼する」にはよい歯並びが必要ですから、親の目から見て「歯並びが悪く、よく咀嚼できない子」であるなら早い時期に矯正歯科の治療によって、歯列矯正する判断を下してあげなければならないかもしれません。

子供の歯列矯正と親の責任

歯列矯正と簡単にいっても、現代の小児・子供は学校や塾、習い事と中々に忙しく、その合間を見つけて矯正歯科へ通い治療するのは、親御さんの目から見ると大変と考えてしまいがちですが、「子供の歯列矯正・治療の判断は親が責任を持って」が基本だと思います。皆さんそうだと思いますが、小児・子供時代に本人は歯並びや咬み合わせについて、まったく考えていないものです。

「矯正歯科を訪ねてみる」「歯列矯正の治療を受ける」などは親が適切に判断してあげて下さい。一度、治療を始めてしまえば、矯正装置などにトラブルがない限り、通院は月に1度程度で十分です。歯列矯正の治療が、それ程、子供さんの負担になる事はないと思います。

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成人・大人の歯列矯正

歯列矯正について成人、大人の場合はどうでしょうか。子供さんの場合、上記のように「小児、子供は忙しい」といった観点から、「それでも将来もことを考えて親御さんが責任を持って歯列矯正治療の判断を下して欲しい」と説明しました。

しかし、「忙しさ」「時間の規制」といった話しでいえば、やはり、成人、大人のそれは子供の比ではありません。そういった意味では矯正歯科医の歯列矯正の技術というのは、忙しい大人の方々のスケジュールにどう対応し、スピーディな治療を行うか、といった命題によって急速に進化してきた側面もあります。それでも、やはり、子供さんのケースと同じように歯列矯正治療には月に1度程度の通院が必要になり、それなりの時間的なリスクは覚悟しなければならないでしょう。

誇大広告に注意

歯列矯正を、より時間に余裕のない成人、大人が受ける時に注意してほしいポイントが幾つかあります。
時間に余裕がないために大抵の人は「出来るだけ短期間で済む歯列矯正」を考えると思います。しかし、この時に引っ掛かってしまいがちな落とし穴が歯列矯正についての「誇大広告」です。

「歯列矯正、短期間スピーディ!」
「たった6ヶ月の歯列矯正」
「歯列矯正、抜かないで治す」

歯列矯正の専門病院などを探していくと、このような売り文句に必ずといって、いい程出くわすはずです。時間的に余裕がない中での歯列矯正、矯正歯科探しであればある程、こういったキャッチコピーは魅力的に写るのは当然なのです。しかし、覚えておいて欲しいのは「半年で済む歯列矯正は稀」「どんなケースも抜歯なしで治る訳ではない」という点は頭に入れておいて頂きたいのです。

こういったキャッチコピーは、いかにも全ての治療が「半年」で終わるかのような印象を与え、歯列矯正に詳しくない人達を特定の矯正歯科へ導こうとする、悪質なものがほとんどです。「ちょっと、分からないから、とりあえずここで話しだけでも聞いてみようか」と問い合わせしてしまえば、それこそ相手の思うツボです。

信頼できる矯正歯科探しを

現代医学的な歯科矯正学の技術を持ってしても、すべてのケースが「半年で治る」という事は、まず、あり得ません。結果的にそういった誇大広告を打った矯正歯科と、それに飛びついてしまった患者さんとの間では治療過程とその結果についてのトラブルが絶えず、訴訟問題にまで発展してしまう事も、最近では増えてきています。

歯列矯正を行う上で、信頼できる矯正歯科、経験豊富な専門医を探す事は大変重要な事です。ご自身でも歯列矯正についての十分な予備知識を蓄えた上で、慎重な判断で臨んで下さい。

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